給与の15%(20%の4分の3)となっている。 (3)拠出金の引き出し 労働者、経営者それぞれにより拠出された拠出金は、当該労働者のCPF口座に積み立てられるが、口座は普通口座、特別口座、医療保護口座の3つに分かれており、それぞれの口座への積立割合は上の表のとおりとなっている。各口座の内容は以下のとおり。 ?@ 普通口座 普通口座は以下の目的のため又は55歳に達した以降に引き出すことができる。ただし、後者の場合には退職後の生活費補填のため定められた額以上の額を口座に残しておかなければならない(後述(4)参照)。 ・自宅購入 ・承認された投資(株式投資、金の購入など) ・生命保険の購入 ・本人及び子弟の高等教育・両親の退職口座の上乗せ ?A特別口座 老後の生活、緊急にお金が必要なときのために貯蓄しておく口座。緊急にまとまった金銭を必要とする場合又は55歳に達した以降に引き出すことができる。ただし、普通口座と同様に、後者の場合には退職後の生活費補填のため定められた額以上の額を口座に残しておかなければならない(後述(4)参照)。 ?B医療保護(Medisave)口座 本人、家族の医療費補助のための口座で、多額の医療費を要するようなときに引き出すことができる。
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